薬膳料理って難しいと思っていませんか?まず基本の考え方を知ろう

暦・東洋思想・ゆる薬膳

こんにちは
満ちたりすと♡Chiokoです。

薬膳料理ってどんなイメージですか?
「難しそう」「特別な食材を使うの?」「体には良さげだけど、あまり美味しくなさそう」.

いえいえ、全然そんなことはなくて「普通の食材たちの持つ効能を知って、自分の体質に合わせて組み立てていく食養生のこと」なんですよ。

今日は、薬膳の基本的な考え方などをご紹介してみます。

薬膳とは?

「〇〇には△△が良い」とTVで放送されるとスーパーからその食材がなくなる、みたいな現象が少し前にありましたよね(^^;)

やっぱりみんな健康には興味があるんですよね。でも、その情報の通りにしたところで特に変化が感じられない。とか、カロリー計算に励んで食事に気をつけているのに痩せない。とか…

誰かに良いものが自分に良いとは限らないし、数字だけでは判断できない。もちろん私もそんな経験ありありです(笑) そこからたどり着いたというか、これいいかも♡と感じたのが薬膳でした。

自分の体質や体調に合うものを見つけて”続けていくこと”(←これが大事!)具合が悪くなってから医者や薬に頼るのではなく、毎日の食事で自分の身体を守ることが大切なんですよね。

薬膳は東洋思想や中医学に基づいています

薬膳とは、日常食べている食物のそれぞれに効能があることを知らせてくれる「東洋の知恵」。以下のような考え方がベースになっています。

【天人合一】人は自然の一部であり、自然の変化や法則の影響を受け、それに順応することが健康を守る秘訣

【身土不二】その土地でその季節に採れたものを食べ、自然の摂理に逆らわないで生活することが健康に良い

【陰陽論】森羅万象(宇宙に存在する全てのもの)は陰と陽という相反する形で存在し、それぞれがバランスを取りながら変化している

【五行論】森羅万象をその性質や特徴に合わせて、木・火・土・金・水の5つの概念に分類した考え方。それぞれがアクセルとブレーキのような関係でお互いに関連しあっている。

【気・血・津液】
気=生命を維持するエネルギー。目には見えないけれど、存在することで体は動き、意識を保つことができる。
血=西洋医学でいう血液だけを指すのではなく、人体活動に欠かせない栄養物質などを含んだものを表現している。
津液=身体の中の正常な水分の総称。血以外のすべての体液を指す。停滞した異常な水分は痰・湿といって区別する。

薬膳は数字ではなくバランス

何やらだんだんと難しげになってきてしまいましたが(^^;)
要するに何事もバランスが大切で、自然の摂理に逆らわず生活しようということです。バランスが崩れると体調も崩れますよ~と。

食物は、体を温めるもの(温熱性)冷やすもの(寒涼性)どちらでもないもの(平性)の3つに分けられます。寒い地方や季節、冷え性の人は温熱性の食材を、暑い地方や季節、熱がこもりやすい人は寒涼性の食材を使うと◎というのはわかりますよね(取り過ぎはだめです)。

冷えていたら温める、熱は冷ます、乾いていたら潤す、不足していたら補う、滞っていたら巡らせる、という基本的な法則に沿った食材を選んで、体調を整えていくのが薬膳です。

You are what you eat !!
自分の身体の声の聞きながら、丁寧な食生活を楽しむ心の余裕が持てるとよいですよね(‘ω’)

季節ごとの薬膳や体質別の記事なども徐々にUPしていきたいと思います!
まぁ、自分もしくは家族が食べるゆる薬膳ってことで(笑)

今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^

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