体調を整えるには、まず自分の体質を知ることから!

暦・東洋思想・ゆる薬膳

こんにちは
満ちたりすと♡Chiokoです。

だましだまし使っていたPCをとうとう買い替ることになってしまったりして、すっかり久しぶりの投稿になりました。気を抜くと(笑)1カ月はあっという間ですねぇ(^-^;

リハビリも兼ね、またボチボチと書いていこうと思います。

さて、ここ宮古島は、温暖な気候なのは良いのですが、湿度は本当に悩みの種なんです。台風の影響も受けやすかったりして、とたんに身体が重ダル~に。。。これは身体の中の水分のバランスが崩れることにより起こる不調。

季節(外因)による体調の変化はある程度共通する部分はありますが、それ以外の不調は個人的な体質や感情の乱れ(内因)によるところが大きいです。

万人共通の対処法ではなく、自分にあった健康法を取り入れていきたいですよね。今日は、薬膳のもととなる中医学(東洋医学)から見た体質について、書いてみたいと思います。

あなたは自分の体質について、知っていますか?

中医学的9つの体質と特徴

体質は、両親から受け継いだ先天的なものに、食事や生活習慣、性別、精神的な要因などが加わって作られ、年齢と共に変化していくものでもあります。

陰陽や気・血・津液(水)のバランスなどから分類されます。当てはまる症状はありますか?

気のトラブル

症状①:疲れやすい、無気力、集中力が続かない、声が小さい、食欲不振、内臓下垂、免疫力低下、食後眠くなる、など。月経は期間が長い。経血は色がやや薄く、少量でサラサラしている。

【気虚】=エネルギーが足りず、臓腑の働きが低下しているタイプ

症状②:イライラ、情緒不安定、不安感、寝つきが悪い、眠りが浅い、胸やのどのつかえ感、げっぷ、しゃっくり、お腹の張り、時に痛む、便秘と下痢を繰り返す、など。生理不順、生理痛、生理前に胸やお腹が張る。

【気滞】=気を巡らせることができず、エネルギーが滞っているタイプ

症状③:顔色が白っぽい、夏でも寒がる、寒い日やクーラーに当ると体調不良になる、トイレが近い、冷たい飲み物や食べ物が苦手、など。月経周期が長い、または無月経。おりものの量が多い(透明で粘性が低い)。

【陽虚】=気虚+冷え 温める力が不足しているタイプ

症状④:汗かき、口臭が強い、体臭が気になる、赤ニキビ、暑いのが絶えられない、興奮しやすい、冷飲物を好む、など。水分が過剰の場合、湿熱(しつねつ)という体質になります。月経は経血量多め、色が濃い、月経周期が短い、おりもの黄色、粘っこい、においがきつい。

【陽盛】=エネルギー過剰、熱がこもっているタイプ

血のトラブル

症状⑤:動悸(心悸)、顔色が淡白で艶がない、髪に潤いがなく抜けやすい、手足の冷えやしびれ、めまいや立ちくらみ、不眠、不安、多夢、意識散漫、物忘れ、など。月経は、経血の量が少なく、色が薄い。月経期間が短い。月経が遅れやすい。

【血虚】=血が足りず、臓腑の栄養が不足しているタイプ

症状⑥:肩こり、頭痛、痛み(刺痛、固定痛、触ると痛い)、しこり、あざができやすい、肌のくすみ、シミ、サメ肌、傷跡が残りやすい、など。生理痛が強い、経血に塊が混じる(レバー状や細かいもの)、経血の色が黒っぽい。

【血瘀】=血液循環が滞っているタイプ

津液(水)のトラブル

症状⑦:口・唇・のど・皮膚・目・粘膜等の乾燥、便秘、尿量減少、空咳、関節の痛み、寝汗、手の平・足裏のほてり、頬のほてりと赤味、など。月経は経血の量が少なく色が濃い、月経期間が短く遅れやすい(低温期が長い)、おりものがほとんどない、基礎体温が全体的に高め

【陰虚】=水分の不足によって、臓腑や組織の潤いが不足しているタイプ

症状⑧:むくみ、重だるい、倦怠感、めまい、体脂肪率高め、肥満、水太り、ニキビ、吹き出物、痰、口が粘る、など。おりものが増える

【痰湿】=余分な水分が停滞しているタイプ


以上の8つのタイプに、バランスが取れ不足や滞りがなく巡りの良い健康な状態である【平性タイプ】を加えて9つの体質になります。

複数の体質を併せもっていることも多く、日本人女性は「気虚」をベースに、ほかのタイプを持つ人が多いようです。

生まれ持った先天的な体質は変えることがなかなか難しくても、後天的な体質は変えることは可能です。自分の弱い部分を改善するような食事や生活習慣を心がけ、元気なからだを目指しましょう!

少し長くなってしまいそうなので、個々の体質の詳しい内容についてはまた追記していきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました^^

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