こんにちは
満ちたりすと♡Chiokoです。
人はボーっとしているようでも、何かをしながらでも、いつも思考が勝手に働いてしまっています。私もその傾向が強いタチなのでよくわかるのですが(^^;)、脳がいつもアイドリング状態で、無駄なエネルギーを消費しているので、１日何もしてないのに何だか疲れたなぁ～ということに。
そこで、頭の中のおしゃべり＝雑念をストップさせるのが瞑想です。ただ瞑想というと、スピ系の特別なものとか難しいイメージがありましたよね。
「マインドフルネス」という言葉を聞くようになって久しいですが、こちらはもう少し気軽にできるイメージですが…。
私自身も実はその違いがよくわかってない気がして(^^;)
改めて調べてみたことを今日は書いてみたいと思います。
瞑想とは？
心を静めて無心になること、何も考えずリラックスすること、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことなどとされている。
Wikipediaより
瞑想は、歴史的な資料としてはインダス文明の中心地であったモヘンジョダロの遺跡で発見されたものが一番古く、今から約5000年前から行われていたとされています。
そして、約2500年前、釈迦がインドのブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開きいたとされ、そこから巡り巡って日本に入ってきて「禅」になりました。
瞑想は、様々な種類があるようですが、基本的には座って目を閉じて行います。呼吸だけに集中し、心が無の状態になることを目的に行います。
【瞑想の効果】
・ストレスの軽減
・リラックス効果
・集中力アップ
・睡眠導入・安眠効果
・痛みの軽減 など
精神的な安定が身体に良い影響を与えると考えられますが、病気や疾患を直接治すというものではありません。
マインドフルネスとは
では、マインドフルネスとは何でしょうか？
マインドフルネス（mindfulness）は、現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる。
Wikipediaより
“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義する。なお、“観る”は、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味である。
日本マインドフルネス学会より
1979年、アメリカ人分子生物学者のジョン・カバット・ジンがマサチューセッツ大学で仏教瞑想を体験し、それをもとにストレス緩和法を編み出したのがマインドフルネスの起源とされています。
特徴としては、「今、この瞬間を中心に置く」「判断を加えない」の2つが強調されています。過去を悔んだり未来を不安に思うことなく、今の自分の気持ちや状態を観察し、良いとか悪いとかジャッジせずにただ感じること。
【マインドフルネスの効果】
・ストレスの軽減
・リラックス効果
・集中力アップ
・仕事の生産性のアップ
そのため、GoogleやApple、Yahooなどの大手企業はマインドフルネスを積極的に導入しているようです。
マインドフルネスは、効果を社会生活に応用させる（効率的に仕事をし、ストレスなく生きる）ためにやることが主な目的です。
瞑想とマインドフルネスの違い
以上のことから、瞑想とマインドフルネスのいちばん大きな違いは「目的」だということが分かりました。長い歴史を持つ瞑想を、現代に合わせてアレンジされたのがマインドフルネス瞑想と言えそうですね。
瞑想の目的
脳の疲れを癒して穏やかな気持ちになること。
マインドフルネス瞑想の目的
得られた効果を応用させる＝効率的に仕事をしてストレスなく生きること。
マインドフルネスは海外だけではなく日本においても研究が進み、注目を浴びています。実際に免疫力が上がったことも科学的に証明されていて、海外では、マインドフルネスを医療として取り入れる病院も増えているそうです。
自分にあったやり方で生活に取り入れてみましょう
どちらがおすすめかというより、どちらが自分に合っているか。もしくはその時々に合わせて行うのが良いと思います！
瞑想➡リラックスしたい、無になりたい、思考を止めたい、なかなか寝付けない時など
どちらかというと、一人静かに、ゆったりと、夜寝る前などにおすすめです。
マインドフルネス➡仕事や勉強に集中したい、テンポよく物事を進めたい、気持ちを切り替えたい、冷静になりたい時など
どちらかというと、朝や日中の隙間時間などにおすすめです。
はじめ慣れないうちはなかなか難しいかもしれませんが、少しづつでも続けることが大切。リラクゼーションの１つとして、気楽に取り入れてみませんか？
今日も最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
