こんにちは
満ちたりすと♡Chiokoです。
病気ではないけど、いつもどこかしらの不調に悩んでいるという方、多いのではないでしょうか?プチ不調、慢性的な不定愁訴といわれるような不調は、自律神経と大きく関わっています。
今日はその「自律神経」について、書いてみたいと思います。
自律神経とは?
体に張り巡らされている神経は「中枢神経(脳・脊髄)」と「末梢神経」に分けられます。末梢神経は「知覚神経・運動神経」それから「自律神経」に分けられます。自律神経は、自分の意志とは無関係に常に働いている神経です。
その自律神経は、カラダを活発に動かす「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」に分かれていて、その相反する作用のバランスが取れていることで、身体の機能が保たれます。
このバランスが崩れることによって、様々な不調が起こる状態を「自律神経失調症」と言います。
自律神経が乱れるとどうなる?
自律神経のバランスが崩れると、その不調は全身に及びます。
【身体的不調】
慢性的な疲労感、不眠、だるい、肩や首のコリ、食欲不振、めまい、頭痛、動悸、ほてり、多汗or無汗、便秘、下痢、頻尿、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、のどが詰まる感じ、じんましん、肌が敏感になるなど
【精神的不調】
やる気が出ない、イライラする、不安感、疎外感、落ち込み、憂鬱になる、緊張しやすい、集中力が続かない、感情の起伏が激しい、あせりを感じるなど
自律神経のバランスが乱れる原因
症状も人それぞれ違えば、原因もまた1つだけではなく、様々な要因が重なっていることも多いのですが、大きく4つのタイプに分けてみました。
【体質タイプ】
子供の頃からお腹を壊しやすかったり、環境の変化で寝られないなど、もともと自律神経が過敏なタイプ。思春期や更年期などのホルモンの変化の影響や身体的に弱っているときも自律神経が乱れやすい。
【ドキドキタイプ】
感受性が強く、心理的な影響が強いタイプ。ちょっとした体調の変化にも敏感で、不安になったり緊張が続いてしまう。精神の状態が身体に現れやすい。
【ストレスタイプ】
日常生活のストレスが原因。仕事や人間関係、環境の変化への不適応など。気持ちの切り替えが苦手、頼まれ事を断れない、他人の評価を気にしすぎるなど、真面目で几帳面な性格の方がストレスがたまりやすい。
【リズム乱れタイプ】
夜更かし、夜型人間、子供の頃からの生活習慣、夜勤勤務など、身体のリズムを無視したライフスタイルが原因。
自律神経を整えるには
そもそも自律神経は、自分の意志でコントロールできないだけに難しいのですが、習慣や心のクセと大きく関係しています。まずは自分のタイプを知り、バランスが崩れている原因を理解することから始めましょう。
まず自分と向き合って心と身体の声を聴き、体質や性格、ストレスの状態や今の体調などを確認する。
⇒不調の原因は?体質の改善や物事に対する考え方の転換方法、ストレスの解消方法などを自分なりに探してみる。生活習慣や食生活などの乱れがあるなと思ったら見直しをする。
小さな不調を我慢したり放っておいたりして、本格的な病気へと進行してしまう前に「自分の身体と心は自分が守る」という気持ちでのセルフケアが大切です。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました^^